6月4日 土曜 午前11時から。東京都の目黒で、ルッキズムについて議論してきました。
主催はデモクラTV。
司会:山口一臣(放送研究家)
コメンテーター:
首藤信彦(市民政治バンド代表)
稲熊均(作家)
デモクラTV参加のために作成したメモ
ルックスと政治。この関係は深い。
ジェンダー研究者が新聞でコメントしている内容は、信用しなくて良い。
女性の被害を強調するだけなので。男性が加害者、女性は被害者という単純なコメントしかしていないので。
女性と男性のルッキズムは、女性の方が深刻、という単純なものではない。別々のイシューである。
ルッキズムは人間の業。なくなりはしない。ルッキズムのコントロールできる範囲は限定的だ。
公的な場所で、外見いじりはNGになってきた。公人である政治家は慎重であるべき。
しかし、普通の人々にとって、ルッキズムという言葉は知られていない、普及していない。
フェミニズム運動が、きもいおじさん、と嘲笑している現実もある。問題視すべきだろう。
「外見いじりは許されない。」
これは正論であるが、正論だけで、外見いじり、外見差別がなくなることはない。
差別されたときに、抵抗する言葉が必要だろう。
ある外見をみて、気持ち悪い、という感情をもってしまうのが人間。それを規制することは困難。
外見差別があったのか。事実に基づいて議論すべきだ。
女性が美容整形を受けている現実がある。これはルッキズムなのだろうか。女性の欲望だろう。男性からの視線を意識して美容整形をしている女性だけではない。女性が美を渇望している。これもルッキズムだろう。化粧品産業も同様。
ルッキズムを多面的に議論すべきだ。
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このイベントの実現のためにご尽力いただいた皆様に、この場を借りて感謝いたします。ありがとうございました。